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株式投資のメリット・デメリット

公開日:  最終更新日:2016/10/18

日本の金利は先進国の中でも最も低い位置にあります。このまま銀行に預けていても増える見込みはありませんし、それどころか物価上昇や貨幣価値の低下、増税で実質貯金額は目減りする一方です。そんな状態ですので資産運用がブームになってきています。中でも比較的やりやすい資産運用は株式投資です。その株式投資を今から始めたい方のためにメリット・デメリットを盛り込みながら柳内和幸が解説します。

◇株式投資とは

株価一覧表

企業が資金を調達するために発行した株式に投資することを株式投資と言います。企業は会社を設立する時には莫大な資金が必要になります。社長だけでは資金を作れませんので企業は「株式」を発行して一般の投資家などに株を買い取ってもらい大きな資金を集めます。そして会社が設立されます。株を買った人(投資家)は「株主」となり、企業が利益をあげれば株価は高くなっていきます。株の価値が高まるので、それが「資産が増える」ということに繋がります。保有している株を買った値段より高く売るとその差額が利益になります。

◇株式投資で得られる利益

先に述べたように株式の売買で利益が起こることを、それを専門用語で「キャピタルゲイン」と言います。株式の利益には「インカムゲイン」というものもあります。これは企業が株主に対して配当を分けることを言います。株を買うということは企業を応援しているということで企業からのお礼がインカムゲインです。「1株につき20円」というように配当されます。配当のない企業もあります。
インカムゲインの中には配当の他に株式優待もあります。企業のお礼は企業が販売している商品だったり、商品券だったり、プリペイトカードだったりさまざまです。年に1回や2回優待を確定する日があり、その日に株を保有している株主や株保有数、株保有年数によって内容が違うことがあります。この株主優待を目指して取引を行う投資家もいて、株主優待について書かれた雑誌が販売されているほどです。

◇株式投資のメリット

一番のメリットはキャピタルゲインが期待できることです。インカムゲインも期待できます。これは銀行でいうところの利子のようなものです。現在東証1部に上場する株式の単純平均利回りは2.22%ですので銀行の金利と比べてかなり高めです。株主優待は用意していない企業もありますが、忘れた頃に届く優待品は嬉しいものです。

企業の価値が上がれば株価もあがります。一番望ましいのは株価が低い時に買い、高い値で売ることですので、世の中の動きに敏感になります。今まで見ていたニュースの見方や読み取り方がかわってくるはずです。有名企業の人気ゲームソフトの販売があるというニュースは今まで消費者として見ていましたが、株主になることで市場の動きに目がいくようになるといった具合です。興味の幅が広がるので情報量が増えコミュニケーションスキルが上がるというメリットもあります。

◇株式投資のデメリット

一番のデメリットは企業が倒産してしまう場合です。企業が倒産してしまえば株券は価値のない紙になってしまいます。株価の大幅な下落もデメリットです。キャピタルゲインの反対の意味を持つキャピタルロスになります。株式投資には元本保証はありませんので元本割れをするリスクがあるということです。自己責任での運用が必要です。

◇自分なりの目標を持つ

株式投資には日本人のイメージではギャンブルに似たようなイメージを抱いている人が少なくありません。一発大儲けか破産かという両極端な連想をしがちです。しかし柳内和幸的にいうと実際は違います。正しい知識を持ち、継続することによってある程度の経済の波が少しずつ見えてきます。リーマンショックのように予測しづらい大きな世界的な事件があれば株価の下落は激しいですが、それはどんなことにでも付き物です。株式投資をギャンブル的にしないためには自分の目標とリスク管理をすることです。株式投資の年間利回りで10%は難しくありません。100万円を元手とすると年間で10万円増やせるということです。

ちなみにこれに対して銀行では平均0.02%の利回りなので税金も惹かれれば手元には80円程度しか入りません。10万円増やすことができると考えれば毎月8000円の利益が出せるということです。これを基本にして1ヶ月1万円の利益が出るという目標を持つとどうでしょうか。不可能な数字でないことは理解できると思います。またリスクに対してどういう対策を立てておくかも重要です。100万円で始めた資金が20%減、80万円になれば一度手を引くなど自分なりの管理基準を持ち自己管理することを心がけましょう。

どの銘柄の株を買えばよいのかわからない時はまず自分の好きな分野で探してみるという手があります。ゲームが好きならゲーム業界。ゲーム業界と言っても販売会社や制作会社、ゲーム機の会社などさまざまあります。生活に根付いて防災関連の企業の株を考えてみたり、自分がいつも気に入って買っているビールの販売会社を探してみたり。自分が好きな企業を応援するという意味で参入しても株価の値動きが楽しくなります。きっかけがどこにあっても継続して行うとだんだん株式投資について少しずつわかってきますので、まずは第一歩の行動から始めてみることを柳内和幸はおすすめします。

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    弁護士。新卒で会社に就職後、半年で退職。弁護士になるために、3年間アルバイト傍ら一日10時間の勉強、司法試験一発合格で弁護士になる。
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